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これまでにない排水処理を実現する粉砕型曝気装置

異次元の実力を備えた散気管「アクアブラスター」

特許取得済
特許番号:第4749961号
ODA採択
2016年ベトナム向け
ODA普及実証事業採択
アクアブラスターイメージ

他の散気管とはここが違う!「アクアブラスター」6つの特長

1 汚水での圧倒的な酸素溶解力

他製品と比較しても最高レベルの酸素溶解力をお約束します。

一般に公表されている酸素溶解効率は、測定の一定基準がないため、比較対称の指標にはなりません。

溶存酸素濃度推移の比較

2 低圧力損失で電気代を削減

圧力損失がないので、メンブレン式ディフューザーと比較して、消費電力が下がる省エネ効果があります。

低圧力損失で電気代を削減

※ mmAqのAqはアクア(水)のことで、700mmAqとは、水深+70cm分の水を押し上げる余分な力が必要であるということです。

3 汚泥の削減

油分やSSを微生物が捕食しやすい大きさに粉砕しますので汚泥が削減されます。

風量調節を行うことで、汚泥まで粉砕することはありません。

汚泥の削減

4 悪臭発生ゼロ保証

微生物に「完全酸素呼吸の代謝」を行わせるので、硫化水素などの悪臭が発生しません。

弊社設計時に限ります。

悪臭発生ゼロ保証

5 槽内を強烈に撹拌

底部のスラッジを巻き上げて堆積を防ぎ嫌気部を失くします。

シリカ・カルシウム等の沈降も防ぎます。

槽内を強烈に撹拌

6 加圧浮上装置の不要化活性汚泥なし下水放流『AIS』

アクアブラスターで前処理が可能な水槽があれば、加圧浮上をなくすことも可能です。

加圧浮上装置の不要化活性汚泥なし下水放流『AIS』
アクアブラスターによる排水処理のご紹介(Short Ver.)

激しい水流で、省エネ酸素溶解!
高い酸素溶解効率と強力な撹拌対流を両立。

散気管 アクアブラスター内の羽根に気液を衝突させることで、微細気泡を発生させます。

開始時 5分後
動画で確認
アクアブラスター構造図

優れた酸素溶解効率

内部突起に空気を激しく衝突させることで微細気泡が発生し、高負荷の排水や循環水中の溶存酸素濃度を高めます。散気管で酸素を内に行き渡らせることで、微生物の好気呼吸をサポートし、代謝及び生物分解能力を最大限にまで引き上げます。

ALシリーズ酸素溶解効率
沈む気泡にご注目ください

散気管 アクアブラスターで大幅コストダウン

コストダウン事例

散気管 アクアブラスターだけの処理で下水放流を可能にしました。

年間1,200万円のコストダウン
詳しくはこちら

アクアブラスターを既設水槽に導入することで、加圧浮上装置を不要としました。

年間1,900万円のコストダウン
詳しくはこちら

ディフューザーを散気管 アクアブラスターに交換することで大幅に電気代を削減することができました。

年間220万円のコストダウン
詳しくはこちら

循環水を5~20倍に延命しスラッジの大幅削減に成功しました。

年間850万円のコストダウン
詳しくはこちら

これまでの水処理の常識では、活性汚泥や加圧浮上装置などを使用せずに曝気とバイオだけで油分やSSが消化できるなど、にわかには信じていただけませんでしたが、 お陰さまで15年以上の実績を積み重ね、大手のプラント会社や製パン工場、自動車メーカーなど、システムで100件以上のお客様に納入させていただくことができました。

消費電力45%ダウンを実現(ディスク型ディフューザー比)

90日間連続で2塔同時比較実験の結果、散気管 アクアブラスターは、
ディスク型ディフューザーと比較して約45%の電力が削減できることが確認されました。

消費電力の優位性
実験
実験内容
実験条件
MSLL:7600mg/L
エア量:0.75m³/min
水温:24~31℃
日数:90日間

イニシャルコストは多少高くなりますが、10年間無交換なので、
散気管の取り換え費用、電気代を考えると、圧倒的にランニングコストを抑えられます。

ディスク型ディフューザー

ディスク型ディフューザー 図面 圧力損失 2000mAq程度

散気管 アクアブラスター

ディスク型ディフューザー 図面 圧力損失0ゼロ!

排水浄化のポイントは微細気泡の撹拌対流

  • 1.底部に汚泥が堆積しにくい
  • 2.微細気泡が水槽全体に行き渡る

排水槽の環境を維持するためには、いかに微生物に好気呼吸の代謝を行わせるかが大きなポイントです。
散気管 アクアブラスターを排水槽に設置することで、高速で高効率な分解・浄化を可能にします。

円筒型ディフューザーと比べ
アクアブラスターはブロワ出力が 約10%減

円筒型ディフューザー
アクアブラスター
円筒型ディフューザーと比較した場合 さらに消費電力ダウン
圧力損失 700mmAq程度

散気管 アクアブラスターの処理能力が高い理由

有機物を粉砕して『完全な酸素呼吸の代謝』を行わせるからです。

水を巻き上げ空気と混合。最高時速100km/hで特許の特殊羽に激しく衝突
微細気泡で高酸素にしアクアブラスターで油分やスラッジを細かく粉砕
高酸素でバイオが最大の分解力を発揮

悪臭が出る = 『微生物の代謝効率が悪い』ということです。

※生物学からするとごく単純なことなのですが、何故かできている設備が見当たりません。

[ 悪臭と処理のメカニズム ]

1. 好気呼吸

1. 好気呼吸

水中に有機物が入ると微生物が活発に分解をはじめます。ただ、その際には大量の酸素を消費します。

処理良好

2. 嫌気呼吸

2. 2. 嫌気呼吸

急激に酸素を消費すると「酸欠」に陥り、硫酸イオンなどで呼吸を始めます。これを「嫌気呼吸」といい、副生成分として硫化水素等を生成します。

処理不良

3. 嫌気発酵

3. 嫌気発酵

さらに硫酸イオンも消費すると「嫌気発酵」となり酢酸、酪酸、プロピオン酸などの腐敗ガスを発生させます。

処理不良

4. 好気呼吸

4. 好気呼吸

散気管 アクアブラスターで微生物に「好気呼吸」を行わせることで腐敗させずに効率よく処理が行えます。

処理良好

悪臭が出るということは「処理ができていない」という証拠です

アイエンスは悪臭の発生なしを100%保証します。(アイエンス設計時)

よくある勘違い!

微生物の種類ではなく、
微生物の『代謝』が重要なのです。

水中の溶存酸素濃度(DO値)が2mg/Lを境に分解効率は約20倍も違ってきます。
この境を越えなければ、せっかくの設備投資もムダに終わってしまいます。

酸素量があるレベルを下回ると分解効率に20倍も差が出ます

用途・納入実績

アクアブラスターは幅広い分野で活躍しています

産業排水の処理

  • 食品加工排水の処理
  • 鉱物油含有排水の処理
  • 畜産排水の処理
  • 産廃処理排水の処理

循環水浄化とリサイクル

  • 洗浄用循環水の浄化とリサイクル
  • 溶剤系塗装循環水のスラッジ減容とリサイクル
  • 水系塗装循環水の浄化とリサイクル

ビルピットの腐敗防止

  • ビルピット排水の浄化と腐敗防止
  • グリストラップの腐敗臭防止

その他

  • 地下水の処理
  • 池の浄化
  • 生産物のミキシング
  • 少風量ガスの集塵脱臭

散気管 アクアブラスター標準仕様

基本フロー図/下水放流式

基本フロー図/下水放流式

基本フロー図/河川放流式

基本フロー図/河川放流式

散気管 アクアブラスターASシリーズ 外形図

散気管 アクアブラスターASシリーズ 外形図

散気管 アクアブラスターALシリーズ 外形図

散気管 アクアブラスターALシリーズ 外形図

散気管 アクアブラスターASシリーズ 設置例

散気管 アクアブラスターASシリーズ 設置例
  • 推奨水深:600〜2000mmで使用(調整槽で使用する場合は、その限りではありません。)
  • エア噴射角:約30度

散気管 アクアブラスターALシリーズ 設置例

散気管 アクアブラスターALシリーズ 設置例
  • 推奨水深:1500〜6000mmで使用(塗装ブースのような高負荷循環水や深層曝気の場合は、その限りではありません。)
  • エア噴射角:約30度

※一般的には水面で噴出波が交わるように配置しますが、水の負荷等によってその限りではありませんのでお気軽にご相談ください。
※(単位:mm)

規格表

品名品番適応風量サイズ接続部
アクアブラスターAS-250175~275L/minW114×H213.95K-10Aフランジ
AL-750600~900L/minW237.9×H46310K-25Aフランジ
AL-1100900~1300L/minW237.9×H46310K-25Aフランジ
AL-15001300~1700L/minW237.9×H46310K-32Aフランジ

※使用目的に応じた風量調整や別注製作が可能です。お気軽にご相談ください。

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