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オイルボール・浮上油脂スカムを抑制する方法とは?

オイルボール・浮上油脂スカムは、百害あって一利なしです!

アクアブラスターは、オイルボール・浮上油脂スカムを抑制するだけでなく、硫化水素などの悪臭もゼロにします。

アイエンスの特殊散気装置「アクアブラスター」を採用した排水処理施設では、
油脂が乳化・分解されるので、オイルボールが発生しません。

アクアブラスターでの浮上油脂スカム解決例

アクアブラスター導入前は、調整槽の浮上油脂スカムが油膜となり冷えて固まっていましたが、導入後は全く発生していません。曝気力の弱い散気管の場合、油膜が丸く固まりオイルボールになる場合もありますが、アクアブラスターはその心配もありません。

食品加工工場様 (浮上油脂スカム ▲36t/月)

導入前 油膜が張った状態
導入前 油膜が冷えて固まった状態
導入後 アクアブラスターで油膜を形成させず前処理が行なえます。※悪臭もなくなります。

オイルボールとは?

浮上した油脂に弱い曝気を行うと、油脂が水面で転がるように動くため、このようなボールが生まれます。これが「オイルボール」です。

排水に含まれる油分が固形化しボール状になったもので、水には溶けず分解されませんので、一度発生したオイルボールはすくい取り産業廃棄物として処分する以外に方法はありません。

アクアブラスターは、強烈な曝気に加え内部で油脂成分を粉砕するので、このようなオイルボールを発生させません。

水面に浮かぶオイルボール
水面に浮かぶオイルボール

他の散気管との「油脂分解力の違い」をご覧ください!

メンブレン式散気管と比較して内部で油分・スラッジを細かく粉砕する特殊散気管「アクアブラスター」は、油の微細化が進みエマルジョン化が起こっていることが推察できます。

1時間後
1時間後
3時間後
3時間後
27時間後
27時間後

※左:メンブレン式散気管/右:アクアブラスター
※左側のメンブレン式散気管の排水の水面に油膜があることがわかります。

実験概要

  • 市水約80Lに100mLのなたね油を添加したもの。(n-Hexで1,250mg/L)
  • エアーによる曝気を実施
  • メンブレンシ式散気管とアクアブラスターと時間経過ごとに外観を比較した
導入実績事例が実証するアクアブラスターの実力 ①
ブロイラー工場の場合

24時間で油脂を分解し放流水質の安定化を実現!

日本最大級のブロイラー工場の排水処理を改造し、加圧浮上装置を撤去。放流水質を大幅に改善するとともに管理の手間を軽減したシステムを構築しました。

アクアブラスター設置状況
アクアブラスター設置状況
アクアブラスター稼働状況
アクアブラスター稼働状況

アクアブラスター導入後の水質変化

油脂を分解しエマルジョン化することで微生物による分解が促進され、以下の 4つの効果 が期待できます。

アクアブラスター導入後の水質変化
  1. 油分解の促進(ノルマルヘキサン抽出物質「n-Hex」の大幅低下)
  2. オイルボール発生の防止
  3. オイルトラップや加圧浮上による油回収の設備が不要
  4. MBRの汚染や汚泥沈降性悪化を回避
※アクアブラスターだけの処理で、薬剤および活性汚泥は、一切使用していません。
導入実績事例が実証するアクアブラスターの実力 ②
鶏肉加工工場の場合

週3回の浮上油脂摘出作業、毎月36tの汚泥がゼロに!

浮上油脂の回収と激臭に困っておられた鶏肉加工工場の調整槽をアクアブラスターで改善。浮上汚泥36t/月を月回収しただけでなく、最終汚泥も15%減となりました。

アクアブラスター設置状況
改善前の状況
アクアブラスター稼働状況
アクアブラスター改善後の状況

アクアブラスター導入後の 3つの改善ポイント

  1. 浮上油脂摘出作業 1時間週3回が無くなった
  2. 活性汚泥処理の最終汚泥も、月200t → 170t と15%の減容となった
  3. 硫化水素臭・腐敗臭が無くなった

アクアブラスターの実力を実際にご確認いただけます!

アイエンスの排水処理デモ機を使用した貴社排水の実証検証が日本全国で実施可能です。

  • 実費のみの僅かな費用ご負担で実験は可能です。
  • 基本計測 : BOD、COD、n-HeX、SS、PHを4回計測し効果を比較します。
  • DO、MLSS、臭いの計測も同時に実施します。
デモ機
デモ機
実験用アクアブラスター搭載 デモ機 内部
デモ機 内部
実際の排水90Lと100Vの電源をご用意いただくだけで、デモ機による実験を行います。
実証検証・排水処理についてのお問い合わせは

[受付時間] 平日9:00~17:15

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