流動担体の適正充填率はどれくらいですか?
アクアブラスター内部を通過する流動担体として、充填率は、3%以下を推奨いたします。
流動担体の充填率10%ということは、微生物数にするると何倍になると思われますか?単純に考えても、100倍や1,000倍では、きかないはずです。それでは、微生物数に見合うだけの空気量を吹き込んでいるのでしょうか?
答えはNOです。最低でも0.6mg/Lの溶存酸素濃度を維持しなければ、「好気呼吸の代謝」を行うことができず、嫌気呼吸、もしくは嫌気発酵になってしまいますが、そのような中途半端な処理を行って失敗している現場をこれまで数多く見てきました。
※流動担体10%充填には、ご注意ください。
5mの水槽に流動担体10%充填しますと、左図のようにアクアブラスターが埋まってしまいます。したがって、これをきれいに回そうとすると倍以上の本数と空気量が必要となります。
5mの水槽に流動担体10%充填しますと、左図のようにアクアブラスターが埋まってしまいます。したがって、これをきれいに回そうとすると倍以上の本数と空気量が必要となります。