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水膜式スクラバー(排ガス処理・脱臭装置)デオライザーと従来型スクラバーの比較

アイエンスの水膜式スクラバー(排ガス処理装置)「デオライザー」は、
今までの脱臭概念を変える、次世代排ガス処理装置です。
従来通りのスクラバーと比べ、どのような違いがあるのでしょうか?

従来型スクラバーの仕組み

従来のスクラバーは、臭気物質を「充填材」を用いて捕捉していました。

従来型スクラバーの仕組み
充填材

シャワーで叩き落とされた臭気物質は、非常に小さな物質です。従来の目の粗い充填材では、全ての臭気物質を捕捉することができません。

シャワーで叩き落とされた臭気物質は、非常に小さな物質です

充填材の隙間は、臭気物質の大きさの差は約1000倍!

充填材の隙間を臭気物質と水滴がすり抜けてしまうので、 気液接触率 が悪くなってしまいます。

臭気物質と水滴
臭気物質と水滴がすり抜けてしまう→気液接触効率が悪い

当社比 気液接触率 100:75

アイエンスの水膜式スクラバー(排ガス処理装置)「デオライザー」は、従来の充填材を使用せず
「特殊積層式ステンレス製スクリーン」を使用し、
臭気物質を捕捉します。

水膜式スクラバー(排ガス処理装置)「デオライザー」の図

デオライザーのシャワーは、通常の2〜3倍の水量を使用し、スクリーンに水膜を形成。この水膜が臭気物質を捕捉します。

水膜式スクラバー(排ガス処理装置)「デオライザー」のシャワーは、通常の2〜3倍の水量を使用して、臭気物質をより多く叩き落とし、水膜で臭気物質をしっかり捕捉します。

水膜式スクラバー(排ガス処理・脱臭装置)「デオライザー」のスクリーンの仕組み

(1) ジグザグ構造によって、4方に排ガスを通過させます。

これにより、スクリーン内の臭気物質が細かく均等分散され、水膜に臭気物質が集まりやすくなります。

4方(矢印の方向)に排ガスが通過
4方(矢印の方向)に排ガスが通過
→
臭気物質が均等分散され、上部の水膜に集まります。
臭気物質が均等分散され、
上部の水膜に集まります。

(2) スクリーン上部には、シャワーによって水膜が発生しています

従来の充填材ではすり抜けてしまう臭気物質も、水膜は残さず捕捉します。

スクリーン上部には、シャワーによって水膜が発生しています。

閉塞を防止・圧力損失が変わりにくい

下部のシャワーによってスクリーンを洗浄。汚れの付着を防止することで、閉塞を防止し、圧力損失が変わりにくくなります。

閉塞防止圧力損失が変わりにくい
水膜式スクラバー(排ガス処理装置)「デオライザー」と従来のスクラバーの比較

充填材は交換の頻度も高く、必要量も多いため、大きなコストと手間がかかっていました。

デオライザーのスクリーンはカートリッジ式で交換も容易なため一人でも交換作業が可能です。

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