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排ガス処理の悩み解決事例
新設

建機塗装工場の排ガス改善

臭気苦情対策 コスト削減
対象物質
ホルムアルデヒド(塗装乾燥炉臭)
建機塗装工場の排ガス改善

塗装乾燥炉の排ガスにはホルムアルデヒド・ヤニ・タールなどが含まれ、刺激のある悪臭に対して近隣苦情が絶えませんでした。また工場内は脱臭機を設置するスペースが狭かったため納入が困難と思われていましたが、スクラバー デオライザーは狭小スペースにも設置できるコンパクト設計なので採用に至りました。

スクラバー デオライザー イメージ
ガス濃度データ
 納入前一ヵ月後二ヵ月後四ヵ月後
原臭濃度350250300250
処理濃度1221
ガス定量分析実測データ ppm
物質/計量指標原臭1次処理2次処理
ホルムアルデヒド4002-
測定
循環水質データ mg/L
 一ヵ月後二ヵ月後四ヵ月後
BOD9901,050780
COD740720870
SS93542
N-Hex182237

デオライザー内の循環水については、CODとBODの値が逆転する前の3ヵ月後が、適切な交換時期といえます。

デオライザーでの一次処理後は2ppmとなり、二次処理装置を設置することなく排気できる程度まで改善され、近隣苦情は全く無くなりました。 またシャワーで臭気成分をキャッチした水はホルマリンとなりますが、アクアブラスターによるエアレーションがの好気分解を促進するため、循環水として再利用可能です。さらにヤニ・タール物質も分解されるのでピット内壁面への付着なども見られず、ランニングコストを抑えることができ非常に喜ばれております。

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