つたない文章力で書いているにも関わらず、結構楽しんで読んでくださる方も多く、本当にありがとうございます。
にも関わらず、相変わらずのサボりブログで誠に申し訳ございません!
今日は、今年のはじめに国産の超高級車の雨漏り検査ライン循環水浄化にアクアブラスターを導入させていただいたお話をひとつ。
雨漏り検査ラインとは、通常「シャワーテスター」と言いまして、車内に水が浸入しないかどうかを検査する装置です。地下にピットが掘ってあり、その上にガソリンスタンドにある洗車機のようなトンネルが5mほどあり、その中をベルトコンベアに乗せた車が、四方八方から噴射されるシャワーの中に入っていく仕組みで、大量の水を使うので、水は循環で使用されます。そのため、1週間ほどすると、水は油とその他の汚れに汚染され、腐敗してきます。その水をシャワーするものですから、周辺にドブ臭い臭いが漂い、場合によっては、雑菌が空気中に飛散します。それを防止するためにアクアブラスターを導入していただいたのですが、半年ほど水交換もせずに問題なく運転され、8月にメンテナンスのために水を抜かれたようで、その際に、「汚泥はあまり発生しないと聞いていたのに、少し発生してる!」とお咎めを受けました。
そこで、その汚泥の成分を確かめるべく、第三者機関に調査を依頼したところ、炭素分、いわゆる有機物は、7.5%しかなかったのです。結局、その汚泥の正体は、鉄分が81%亜鉛などその他金属が10%と、全体の92.5%が無機の金属汚泥でした。
その結果には、正直なところ私も少し驚きました。何故なら、有機物が20~30%程度なら合格かなと思っていたからです。
これまで、シャワーテスターの循環水浄化装置は、10箇所ほど設置させていただいておりますが、ここにきて、さらなるアクアブラスターの高評価をいただき、お客様のお役に立てたと思うと、本当に嬉しく思います。てなことを思いながら反面、「一生あの超高級車には手が届かんやろなあ・・・」と悲しくも思う、秋深まる今日この頃でした。
朝晩の冷え込みが強くなってきましたので、皆さま、お体には十分お気を付けください。