最新動画をアップいたしました。

もうすぐ梅雨を思わせる気候となりましたね。皆様、お身体の具合は変わりないでしょうか?私は51歳を過ぎて『更年期障害?』と思われるような老いを感じ始めました。もちろん、年齢に負けずに登山やトレーニングを続けて、とことん抗うつもりです。

さて、この度アクアブラスターの効果のほどを表した動画を2本アップいたしました。食品コンビナートの調整槽に納入させていただいた結果と、これまでの塗装循環水の浄化をまとめたものです。食品コンビナートの動画につきましては、お客様に一言一句確認、監修していただいた上でアップしております。

どうぞ、ご覧になってください。

散気管アクアブラスターの動画ページはこちら

トレーニング
散気管 アクアブラスター, 排水処理システム |

鶏肉加工工場での排水処理が始まりました。

鶏肉加工工場での排水処理

大阪府内の鶏肉加工工場様に排水処理設備をお納めさせていただきました。

処理結果 結果

データはまだですが、結果はご覧の通り一目瞭然で、工場長だけでなく、社長も驚かれておられました。

原水

原水には、写真のように鳥の油脂分とSS(浮遊物質量)分が 多く含まれています。

処理水

写真を比較していただいただけでもSS分(浮遊物質量)が大幅に削減されていることがお判りいただけると思います。

下水放流式

処理フローは、アクアブラスターによる曝気と少量のバイオ投入だけで、もちろん薬剤は一切使用していません。

『SS分や油脂分はどこにいったのですか?』なんてご質問はご容赦くださいね!

これが、私自身もいまだに驚くアクアブラスターの能力なのです‼

実際に実験機でお試しください。

散気管 アクアブラスター, 排水処理システム |

アクアブラスターの生産が間に合わず、ご迷惑をお掛けしております。

アクアブラスター

今年で15期目を迎えておりますが、お蔭様でアクアブラスターの性能を高く評価して頂けるようになり、生産が間に合わない状態になっております。そのため、お待ちいただいているお客様には、心よりお詫び申し上げます。

一度でもアクアブラスターをお使いいただいたお客様からは

① 活性汚泥の曝気槽に導入して、余剰汚泥が20%近く減容した。

② SV値(活性汚泥沈殿率)が改善された。

③ MBR(水中濾過膜)との併用現場3件において膜の閉塞が緩和され、ほとんど余剰汚泥が発生していない。(正直のところ、私も信じられなかったので、現場まで出向いて、事実を確認してまいりました。)

④ 同じ風量で、メンブレン散気管からアクアブラスターに変更して、溶存酸素濃度が上がり、処理効率が上昇しただけでなく電気代まで削減できた。

⑤ 攪拌機による表面曝気を行っていたが、アクアブラスターに変更して処理が向上し、電気代も大幅に削減することができた。

⑥ 原水槽に導入して、硫化水素がまったく発生しなくなった。

⑦ 汚泥貯槽に設置して、現場のメチルメルカプタンなどの悪臭が軽減できただけでなく、汚泥乾燥時の臭気も軽減できた。

⑧ 他メーカーの散気管からアクアブラスターに半数変更したが、同じ風量で曝気力がまったく異なり、これまでより風量を絞っても問題なく処理が進む。

などの理由から、一度ご使用頂きますと必ずと言っていいほどリピート受注させて頂いたり、他のお客様をご紹介頂いたりするようになりました。

最近では、韓国やタイへの輸出も行わせて頂けるようになり、タイでも公共下水処理にアクアブラスターが採用されることになりました。

日本でも、し尿処理センター様何か所かに納入させて頂いておりますが、いずれもリピートでご発注頂いております。

本当に有難いことなのですが、慢心することなく生産体制を見直し、性能をさらに向上させるために技術を高めていきたいと考えておりますので、厳しいご意見も是非ともお聞かせいただけましたら真摯に反映させて頂きたく存じます。

今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

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実験レポート 脂肪酸排水の実験結果

脂肪酸排水の実験結果

※画像をクリックすると大きくなります。

最近めっきり涼しくなりましたね。まるで、お彼岸を過ぎたような気温で、季節感が狂います。

先日、関西の金属加工油を製造販売されている工場で、ポリドラムにおける排水処理実験をおこないました。

  ※ポリドラム実験機についての詳細は… https://www.aience.co.jp/download/spec.html

私も実験開始開始時に立ち会いましたが、排水は、見た目は色がグレーで油分が相当含まれているように見受けられました。

しかし、実験機に入れた段階で、これなら浄化できそうだなぁと、これまでの経験から直感的に判断し、「多分浄化できると思いますよ。」と軽口がこぼれてしまいました。

その結果は、添付のデータが示す通りですが、凝集剤など一切使用せず、アクアブラスターの曝気と4gのバイオ投入だけでした。

後日、工場長にお会いしたところ、「見た目にも時間を追う毎にきれいになっていくのが判ったので、びっくりしました!」と仰って頂き、来季予算に組み入れて頂けることになりました。

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調整槽での容積負荷

昨日、1500tの調整槽にアクアブラスターを納入させて頂いたお客様とお話しさせて頂きました。

導入後1年9か月経過した現在、調整槽での滞留時間が6時間に満たないにも関わらず、容積負荷で、1.9~2.0kg・BOD/日の処理ができているとお話しして下さいました。

風量は、水槽1㎥あたり、45L/min(H.W.L時)です。

訪れた某大手水処理メーカーさんにそのを話されたところ「信じられない」と驚かれていたそうです。

実際に、その他のお弁当工場では、担体も使用せず、アクアブラスターだけで、2.6kg・BOD/日処理しておりますので、不思議ではないのですが、6時間足らずでそこまで処理が進んでいるという事は、うれしいお話しでした。

工業団地総合排水処理場 曝気槽
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デオブラスターデモ機

デオブラスター デモ機

脱臭装置『デオブラスター』のデモ機が完成しております。

ブロワで排ガスを引っ張って、ポリドラムの中のアクアブラスターに送る簡単なしくみのものです。

この日は、むせ返るような酢酸臭を見事に無臭と言っても過言ではないほど捕捉することができ、お客さんも「臭いがちゃんと入ってきてないんじゃないの?」と疑われるほどでした。

そこで、途中の逃がしバルブを開いてみると、強烈な臭いが出てきましたので、慌ててバルブを閉められて「この臭いがこんなに取れるの?」と驚いておられました。

デオブラスターは、現在では、少風量しか難しい事と、装置手前にファンを設けなければならないので、ファンの汚染が問題となりますが、捕捉効率はデオライザーを上回ります。

海産物の加工や飼料工場など、激烈な臭気が発生する場所で、その機械ごとに取付けて頂くことをコンセプトに開発致しました。

アイエンスの自慢の一品。どうぞ、お試しください。

デオブラスター, 排ガス処理システム |

アクアブラスター納入現場の見学会

納入現場の見学会

先月の末に、アクアブラスターを納入させて頂いている神戸市の某食品工業団地の排水処理を一手に請けていらっしゃるユーティリティ専門のお客様の現場で、見学会を行わせていただきました。

その際には、日本の著名なエンジニアリング会社様とその商社様、異国のタイからは、公共設備を計画されている大学教授とエンジニアリング会社の博士2名をお招きし総勢10名、アクアブラスターの効果をお客様の運転管理者の方のご説明でご覧いただきました。

処理場のスペックと致しましては、排水量6,000~8,000m3/日でBODが、500~600㎎/Lの処理設備です。

その現場に、2012年11月、1500m3の調整槽にアクアブラスター94本を硫化水素防止と前処理を目的に納入させて頂きました。(空気量:45L/min/m3

事前に実験機で調整槽の滞留時間に合わせて、6時間の実証実験を行ったところ硫化水素がなくなり、BODのカット率が89%になることが判明致しました。

その結果を経て、導入の運びとなったのですが、実設備においても硫化水素はまったく影を潜め、BODのカット率も実験機同様に89%を達成することができました。

そして、1年8か月の連続運転を経て、皆さまにご覧いただいたのですが、運転管理者様から、私も聞かされていなかった、「硫化水素はもちろんのこと、汚泥の量が顕著に削減できている。」と喜びの言葉を頂戴し、皆さんも非常に驚いておられましたが、私もお役に立てて本当に嬉しく思いました。

その後、16年前に設備改造をさせて頂いて今に至る、ホテルオークラ神戸さんの排水処理設備もご覧いただきましたが、そこでも皆様にご納得して頂ける有意義な見学会となりました。

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タイで、脱臭装置 スクラバー バイオデオライザーの2期工事が終了

脱臭装置 スクラバー バイオデオライザー 2期工事

あまりにも長期間、ブログをサボっておりましたが、久し振りに更新させていただきます。

タイの自動車及び自動2輪のエンジンパーツなどの鋳造工場の排ガス脱臭装置の回収が完了し、終了を迎えました。

1期工事の脱臭性能を気に入っていただいた上での2期工事受注でしたので、タイの方にも認めた頂けたという嬉しさが一入でした。

従来もスクラバーを使っておられただけに、水膜で捕捉する『デオライザー』の捕集効率がご理解いただけたものと思っております。

しかし、これに奢ることなく、さらに技術を向上させ、低価格化を進めていきたいと考えております。

製品紹介, スクラバー デオライザー, 排ガス処理システム |

鋳造排ガス脱臭設備

大変永らくご無沙汰いたしておりました。

いつも応援してくださっている皆様方、申し訳ございませんでした。お蔭様で目の回る忙しさで、どうしても筆(キーボード?)が進みませんでした。m_ _m

現在、月に1回のペースで東南アジアに渡航しておりますが、自動二輪のメーカーさんに
納めさせていただいた、鋳造排ガス処理用脱臭機が無事に稼働し始めました。

鋳造排ガス脱臭設備
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流動床とアクアブラスターの相性

少し前になりますが、クラレ社製のクラゲールという流動床が、アクアブラスターでどう遊動するのか?
また、アクアブラスター内部で傷がつかないのか?という実験を行いました。

アクアブラスター 運転前の状態

運転前の状態です。
160ℓの水にクラゲールを20ℓ投入して、送風ブロワを稼働させました。

送風ブロワを稼働

稼働して30秒も経たないうちに、底に沈んでいたすべてのクラゲールを吸い上げて、写真のように均一にきれいに遊動させることが確認されました。
そして、2週間連続稼働させた後の気になるクラゲールの損傷程度ですが、検査の結果、損傷率0.044%と、ほとんど傷がついていないことが判明いたしました。
これで、さらに1㎥当りの処理量、すなわち容積負荷を上げることができると確信致しております。

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