流動床とアクアブラスターの相性

少し前になりますが、クラレ社製のクラゲールという流動床が、アクアブラスターでどう遊動するのか?
また、アクアブラスター内部で傷がつかないのか?という実験を行いました。

アクアブラスター 運転前の状態

運転前の状態です。
160ℓの水にクラゲールを20ℓ投入して、送風ブロワを稼働させました。

送風ブロワを稼働

稼働して30秒も経たないうちに、底に沈んでいたすべてのクラゲールを吸い上げて、写真のように均一にきれいに遊動させることが確認されました。
そして、2週間連続稼働させた後の気になるクラゲールの損傷程度ですが、検査の結果、損傷率0.044%と、ほとんど傷がついていないことが判明いたしました。
これで、さらに1㎥当りの処理量、すなわち容積負荷を上げることができると確信致しております。

散気管 アクアブラスター, 排水処理システム