アクアブラスター搭載排水浄化システム
排水処理の悩みを解決する、次世代浄化システム。
『完全好気呼吸』と『強撹拌』で『完全好気呼吸』の代謝を実現。
散気管 アクアブラスター搭載
アクアブラスターの優れた特長
- 高効率で酸素を溶解
- 底部の汚泥もエアリフトで巻き上げる
- 高負荷排水に効果絶大
- 畜産排水にも最適
- メンテナンスフリー
- 耐久性が大幅に向上
なぜ、処理能力が高いのですか?
微生物に、『完全な酸素呼吸の代謝』を行わせることで、最大限の生物分解能力を引き出せるからです。
生物学からしますと、ごく単純な事なのですが、なぜかできている設備や装置が驚くほど見当たりません。
悪臭が出る = 『微生物の代謝効率が悪い』ということです。
※生物学からするとごく単純なことなのですが、何故かできている設備が見当たりません。
[ 悪臭と処理のメカニズム ]
1. 好気呼吸
水中に有機物が入ると微生物が活発に分解をはじめます。ただ、その際には大量の酸素を消費します。
処理良好
2. 嫌気呼吸
急激に酸素を消費すると「酸欠」に陥り、硫酸イオンなどで呼吸を始めます。これを「嫌気呼吸」といい、副生成分として硫化水素等を生成します。
処理不良
3. 嫌気発酵
さらに硫酸イオンも消費すると「嫌気発酵」となり酢酸、酪酸、プロピオン酸などの腐敗ガスを発生させます。
処理不良
4. 好気呼吸
散気管 アクアブラスターで微生物に「好気呼吸」を行わせることで腐敗させずに効率よく処理が行えます。
処理良好
悪臭が出るということは「処理ができていない」という証拠です
アイエンスは悪臭の発生なしを100%保証します。(アイエンス設計時)
従来の浄化システムでは考えられない、優れた特長。
アクアブラスター搭載で、完全好気呼吸と槽内を激しく上下撹拌していますので、下記の効果が生まれます。
- 微生物の能力を最大限に引き出し、油脂などの分解力が非常に強い。
(最大限の代謝=ブドウ糖1個 ⇒ ATP最大38個の代謝) - 硫化水素などの悪臭を一切発生させない。
- 下水放流の場合、活性汚泥を使用せず、SS(懸濁浮遊物質)を放流数値内に納めることができるので、汚泥処理が必要なくなります。(排水の種類にもよります。)
- アクアブラスターの底から水を吸い上げるので、底部に汚泥がほとんど堆積しない。
事前実験をお客様の現場で行い、何時間で処理が可能なのか、 事前調査(計量費用のみお客様負担)を行えますので、とても安心です。
15年の実績と事前確認で、失敗事例がありません。
排水の「悪臭の発生なし!」は、100%保証いたします。
さまざまな処理施設で効果を発揮します。
ブラスタータンクの幅広い用途
1. 汚泥なし(SS放流基準値以内)で下水放流を考えている。納入実績多数
2. 加圧浮上装置をなくして、管理手間と汚泥や凝集剤も減らしたい。
3. 既設処理装置が負荷オーバーとなっているので、バックアップが欲しい。
4. 処理水槽を増設したいが設置場所がないなど、その他お困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
生物処理が困難とされる排水は十分に事前調査を行ってください。
1. 生物処理が基本的に困難な、COD過多の排水 (BOD:CODが、1:2以上のCOD過多となる排水)
2. 無機排水など (悪臭防止や凝集力の上昇には使用できます)
使用例
加圧浮上装置の代わりに前処理として
高負荷排水の前処理として
処理不良の際に後処理として
鉱物油含有排水の処理として
ブラスタータンク標準仕様
地上設置が無理な場合、地下設置型をご用意しておりますので、ご遠慮なくご相談ください。
規格表
BT-5B | BT-10B | BT-20B | BT-30B | BT-40B | BT-50B | |
水槽容量(m³) | 5 | 10 | 20 | 30 | 40 | 50 |
送風機(ブロア)出力(kw) | 3.7 | 5.5 | 11 | 11 | 15 | 18.5 |
タンク材質 | SUS304・SS400・ポリエチレン・FRP | |||||
タンク直径(mm) | 1800 | 2000 | 2400 | 3000 | 3000 | 3200 |
タンク高さ(mm) | 2000 | 3200 | 4500 | 4300 | 5700 | 6750 |
散気管 アクアブラスター数量(基) | 4 | 4 | 6 | 6 | 7 | 8 |
- BT-5B、10Bは猿梯子のみとなります。
- BT-20B、30B、40B、50Bは保護枠付き梯子、全周手摺付きとなります。
- 記載寸法は参考サイズとなっています。
- 余儀なく設計変更することもございますが、ご了承ください。
ポリドラム実験機の貸し出しを行っています。実際の現場で、効果をご確認ください